【統率者2016】メレティスのキナイオスとティロ
2016年11月8日 TCG全般 コメント (1)ジェネラルを科学する
誰しもが期待していた初の黒抜き4色統率者がまさか4マナ2/8という謎スタッツに加え、何故か相手もアドバンテージを得るという謎能力。そしてキャラクター設定は驚愕のゲイカップルといろいろと言葉に詰まる微妙な性能になるとは夢にも思わなかっただろう。僕だってびっくりだ。
しかもそんな性能のジェネラルのカード名がまさかの例の構文(〇〇と××)ということもあって周りから組め組めと言われ、仕方がないので構築することに決めた。プロキシでだけど
まず2/8というサイズ。パワータフネスをひっくり返したり、ドラン効果(戦闘ダメージをパワーのかわりにタフネスで与える)を持たせるカードと合わせるとそれなりの打点が生まれるが、それでも一人沈めるには≪希望の天使アヴァシン≫と同じ3ターンの攻撃が必要となる。これだけを勝ち手段とするには心もとない。
次に固有色。今回共闘という新たな能力によって既に赤緑白青という4色を持つという点だけを評価することはできないが、土地破壊、エンチャント関連、ドロー、追加ターンといった点において強みがある。ただ黒の万能サーチを持たないため、特定カードからのフィニッシュルートへは結びづらい。
最後にこの能力。土地を置く回数を互いに増やすことや、ドロー枚数を増やすことができるが、このクリーチャーを統率者に組むならやはりこの能力を活かすべきである。おふとんはこの能力を交渉用に活かす(http://sleepingdog.diarynote.jp/201611032221485397/)という方向を見出したが、私はそうではない。全員を敵に回すクソ構築を目指すことにした。
能力
全員が土地を置く枚数を増やす…といっても、統率者戦においての基本となるマナベースはアーティファクトやマナ能力を持つクリーチャーをメインにすることが多い。かつて稲荷が提唱した「相手をひたすら不快な置物で妨害してラフィークで殴り続ける」というアーキタイプがあるが、この考え方はメレティスのゲイカップルにおいても適用できる。
このクリーチャー・カードにおいてイラスト以外で最も印象に残るのはその2/8というスタッツである。タフネスが8あるというのは生半可な火力呪文を無視することが出来ることを意味する。ここから考え付くキーカードが以下となる。
つまり置物・土地・マナクリーチャーのすべてを無にしながらひたすらドローと土地配置を行うというとんでもないクソジェネラルである。このフォーマットでの土地の枚数は往々にして30枚前後が多いので、それらすべてを壊す勢いでゲームプランを構築する。
勝ち手段
置物破壊後の土地ロックから土地破壊を連打
※統率者は事前に処理しないと完全なロックにはならない。
ヴァラクート
墓地にある土地の枚数*6点
120点焼き切るには20枚必要。とはいえ全体火力でそんな枚数なくても沈んでる疑惑。
余談だが、≪自然の類似≫と組み合わせると全体火力でゲドンみたいなことができる。
無限ターン
お手軽無限ターン。永劫での歩みだと、≪虹色の前兆≫と相性が良い。とはいえ基本追加ターンカードは3枚とも入れて良さそう。無限ターン中の妨害を防ぐため、≪孤独の都≫などを入れるべきか。無限ターン後は≪突撃陣形≫あたりで攻めるかヴァラクートルートを目指す。注意すべきは無限ターン中も統率者の能力のせいで相手にドローと土地を与えることになるので統率者の前もった処理が必要という点。ほんとめんどくせえなこいつら。
2/8でちまちま殴って皆をつらい気持ちにさせよう!僕はアトラクサちゃんの構築に戻ります。
メレティスのキナイオスとティロ (R)(G)(W)(U)
伝説のクリーチャー-人間・兵士
あなたの終了ステップの開始時に、カードを1枚引く。各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札から土地・カード1枚を戦場に出してもよい。その後、そうしなかった対戦相手はカードを1枚引く。
2/8
誰しもが期待していた初の黒抜き4色統率者がまさか4マナ2/8という謎スタッツに加え、何故か相手もアドバンテージを得るという謎能力。そしてキャラクター設定は驚愕のゲイカップルといろいろと言葉に詰まる微妙な性能になるとは夢にも思わなかっただろう。僕だってびっくりだ。
しかもそんな性能のジェネラルのカード名がまさかの例の構文(〇〇と××)ということもあって周りから組め組めと言われ、仕方がないので構築することに決めた。
まず2/8というサイズ。パワータフネスをひっくり返したり、ドラン効果(戦闘ダメージをパワーのかわりにタフネスで与える)を持たせるカードと合わせるとそれなりの打点が生まれるが、それでも一人沈めるには≪希望の天使アヴァシン≫と同じ3ターンの攻撃が必要となる。これだけを勝ち手段とするには心もとない。
次に固有色。今回共闘という新たな能力によって既に赤緑白青という4色を持つという点だけを評価することはできないが、土地破壊、エンチャント関連、ドロー、追加ターンといった点において強みがある。ただ黒の万能サーチを持たないため、特定カードからのフィニッシュルートへは結びづらい。
最後にこの能力。土地を置く回数を互いに増やすことや、ドロー枚数を増やすことができるが、このクリーチャーを統率者に組むならやはりこの能力を活かすべきである。おふとんはこの能力を交渉用に活かす(http://sleepingdog.diarynote.jp/201611032221485397/)という方向を見出したが、私はそうではない。全員を敵に回すクソ構築を目指すことにした。
能力
全員が土地を置く枚数を増やす…といっても、統率者戦においての基本となるマナベースはアーティファクトやマナ能力を持つクリーチャーをメインにすることが多い。かつて稲荷が提唱した「相手をひたすら不快な置物で妨害してラフィークで殴り続ける」というアーキタイプがあるが、この考え方はメレティスのゲイカップルにおいても適用できる。
このクリーチャー・カードにおいてイラスト以外で最も印象に残るのはその2/8というスタッツである。タフネスが8あるというのは生半可な火力呪文を無視することが出来ることを意味する。ここから考え付くキーカードが以下となる。
横揺れの地震 (X)(赤)
ソーサリー
横揺れの地震は、すべての馬術を持たないクリーチャーとすべてのプレイヤーにX点のダメージを与える。
燎原の火 (4)(赤)(赤)
ソーサリー
各プレイヤーは土地を4つ生け贄に捧げる。燎原の火は、すべてのクリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
硫酸の波 (5)(緑)(緑)
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールするすべてのアーティファクトとエンチャントと基本でない土地を生け贄に捧げる。これにより生け贄に捧げられた土地1つにつき、そのコントローラーは自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出してもよい。その後、これにより自分のライブラリーを探した各プレイヤーは、自分のライブラリーを切り直す。
つまり置物・土地・マナクリーチャーのすべてを無にしながらひたすらドローと土地配置を行うというとんでもないクソジェネラルである。このフォーマットでの土地の枚数は往々にして30枚前後が多いので、それらすべてを壊す勢いでゲームプランを構築する。
勝ち手段
置物破壊後の土地ロックから土地破壊を連打
領土論争 (4)(赤)(赤)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたが土地を1つ生け贄に捧げないかぎり、領土論争を生け贄に捧げる。
プレイヤーは土地をプレイできない。
溺墓の寺院
土地
(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。
(3):あなたの墓地から溺墓の寺院をタップ状態で戦場に戻す。
※統率者は事前に処理しないと完全なロックにはならない。
ヴァラクート
虹色の前兆 (1)(緑)
エンチャント
あなたがコントロールする土地は、自身の他のタイプに加えてすべての基本土地タイプでもある。
溶鉄の尖峰、ヴァラクート
土地
溶鉄の尖峰、ヴァラクートはタップ状態で戦場に出る。
山(Mountain)が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが他に少なくとも5つの山をコントロールしている場合、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたは「溶鉄の尖峰、ヴァラクートはそれに3点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
(T):あなたのマナ・プールに(赤)を加える。
ヴェズーヴァ
土地
あなたは、ヴェズーヴァが戦場に出ているいずれかの土地のコピーとしてタップ状態で戦場に出ることを選んでもよい。
見事な再生 (3)(緑)
ソーサリー
あなたの墓地からすべての土地カードをタップ状態で戦場に戻す。
墓地にある土地の枚数*6点
120点焼き切るには20枚必要。とはいえ全体火力でそんな枚数なくても沈んでる疑惑。
余談だが、≪自然の類似≫と組み合わせると全体火力でゲドンみたいなことができる。
無限ターン
魂火の大導師 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
絆魂
あなたがコントロールするインスタント呪文とソーサリー呪文は絆魂を持つ。
(2)(青/赤)(青/赤):このターンに次にあなたがあなたの手札からインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるなら、それを解決するに際し、そのカードをあなたの墓地に置く代わりにあなたの手札に加える。
2/2
永劫での歩み (4)(青)(青)
ソーサリー
バイバック ― 島(Island)を3つ生け贄に捧げる。(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えて島を3つ生け贄に捧げてもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはこのターンに続いて追加の1ターンを行う。
お手軽無限ターン。永劫での歩みだと、≪虹色の前兆≫と相性が良い。とはいえ基本追加ターンカードは3枚とも入れて良さそう。無限ターン中の妨害を防ぐため、≪孤独の都≫などを入れるべきか。無限ターン後は≪突撃陣形≫あたりで攻めるかヴァラクートルートを目指す。注意すべきは無限ターン中も統率者の能力のせいで相手にドローと土地を与えることになるので統率者の前もった処理が必要という点。ほんとめんどくせえなこいつら。
2/8でちまちま殴って皆をつらい気持ちにさせよう!
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